システムキッチン、収納力がポイント
浴室、高機能製品も続々
住み慣れた家が今以上に使い勝手良くなるように改装するリフォーム。新築に比べて低予算で、快適な生活を手に入れることができるため、関心が高まっている。
キッチンや浴室などの水回りは一般に、十五年すぎたころがリフォームを考える時期、といわれている。子供の結婚や独立など家族構成の変化を機に、これまでの生活を見直してリフォームを考える人が増えているようだ。
「ここ一、二年の間に、リフォームを希望する顧客が増え始めた。現在では顧客の約四割を占めている」。システムキッチンやシステムバスを扱うサンウエーブ工業秋田営業所はそう説明する。
新築に比べて低予算で、変えたい部分に重点的に予算を掛けられるリフォームは五十歳代を中心に人気が高い。システムキッチンやユニットバスを新築の場合より、予算を奮発して購入する人も多いという。
最近のシステムキッチン選び方のポイントは「収納力と取り出しやすさ」。流し下の収納部分は、奧の物が取り出しやすい「引き出し型」が主流。同社では、引き出し部分に四センチほどのスペースを設け、包丁や調理小道具などを収納できるよう工夫している。
また、システムキッチンの奥行きは現在、六十五センチが主流だが、同社は奥行き六十センチのシステムキッチンも発売している。六十五センチが主流になる以前の規格に対応しており、マンションなどの限られた台所スペースにも取り付けられる。
すでにシステムキッチンを備えた家庭では、傷みやすいガスコンロを交換したり、新たに食器洗い機を付けるなど、部分的に交換する顧客も少なくない。
一方、浴室や内装をバリアフリー化する顧客も増えてきた。近年は、浴室内に手すりなどを設置したユニットバスがほとんど。水にぬれても滑りにくい床など、機能性の高い製品が増えている。