優れた彩光 開放感 趣味空間…、「こだわり」を前面に
マイホームへの期待は大きい。快適な生活、楽しい家庭、心安らぐ空間―家づくりには、住む人それぞれの夢や個性が投影される。人生の一大事業であるだけに、建ててしまってから後悔はしたくない。暮らしを鮮やかに彩るマイホームを実現するためには、事前に検討すべき点も多い。家族のライフスタイルなどを十分勘案しながら、焦らずじっくりと計画を具体化させたい。
マイホームを完成させるまでには、土地の確保から設計、施工、資金計画など多くの段階がある。いずれも重要なポイントであり、慎重を期して臨むことが肝心だ。
最近の傾向を見ると、住宅産業の成熟と相まって「自分だけの住まい」を意識したこだわりの家が目立ってきた。採光に優れた開放感のあるリビング、趣味やペットなどに対応した部屋、ガーデニングを楽しめる庭―。ユーザーの希望にきめ細かく対応した家づくりや、住宅メーカーが独自のコンセプトに基づいて形にした大胆なデザインが注目されている。
高気密・高断熱といった「省エネ住宅」はかなり普及し、床の段差などをなくしたバリアフリー住宅も今や基本仕様の一つになりつつある。こうした建物自体の性能と質の確保はもちろん、心の充足感が得られるソフト面への関心が高まっているようだ。
住宅金融公庫や民間金融機関の金利は依然として低く、住宅ローン減税などの優遇措置も継続している。加えて、県内の住宅地価は下落傾向にあり、マイホーム実現への条件はそろっている。