シンボルツリーやレンガを使った「オープン外構」が主流に
線路のまくら木などを使い、ガーデニング向けに造られた庭
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庭造りに施主も参加/植物の寒さ対策必要
内外装にばかり目が向きがちな住宅建築だが、門や庭、アプローチなどの外構も家の顔として大きな意味を持つ。最近は高いブロック塀や門扉(ぴ)の代わりに、門前に大きめの木を一本植えてシンボルツリーとしたり、アプローチにタイルやレンガを敷き詰めたものが目立ち始めた。
【まくら木で花壇外枠】
松美造園建設工業(秋田市)の造園土木部によると、外部からしゃ断された閉鎖的なものではなく、開放的な「オープン外構」が主流になりつつあるという。オープン外構と組み合わせた形でガーデニングも盛り上がりを見せており、従来の「見て楽しむ造園」は「施主参加型の造園」に変化している。
同社は庭全体の設計や花壇の外枠造りなどを行い、植栽についてはアドバイスをする程度。「お客さんと一緒に庭を造っていくという形で、お手伝いに徹している。大まかな庭造りができたら、あとは好きなものを植えてもらえれば」との姿勢だ。中田建設(同)も「『手造りの庭』的な感覚でガーデニングを楽しんでほしい」と線路のまくら木や自然石で造る花壇外枠、ガス灯風の通
路灯などを備えたオープン外構を勧めている。
寒冷地という土地柄、秋田でのガーデニングには冬期間の雪や寒さ対策の問題が付きまとう。関東で地植えできる植物でも、寒さに弱いため鉢植えにせざるをえないことも多い。松美造園は「どうしても地植えしたい」という客に、イングリッシュラベンダーなど耐寒性の高い植物を勧めている。
【芝生の需要変わらず】
庭造りの流行が変わっても、芝生には根強い需要がある。同市仁井田で外構土木工事の「日創」を営む山岡光朗社長は「芝生で重要なのは日当たりと水はけ。芝生の上と下を水が流れていくのが理想」とアドバイスする。
日当たりや土質などの条件に恵まれない人に、同社は独自に開発した「箱入り芝生」を勧めている。山岡社長は「日当たりさえ良ければ、屋上やベランダ、玄関先など、どこでも置ける」と話している。 |